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当院の基本方針のひとつに
『安全な医療を確保し、患者さんに信頼される医療を行います』
と掲げています。
私たちは、患者さんの安全を守り、患者さんが安心して医療が受けられる環境を整備するために
を推進し活動しています。
さらに「医療安全委員会」、「医療安全管理室」を設け
を推進しています。
主に患者さんに関係する部分では
などの活動をしています。
職員を対象とした教育研修会を行っております。
K(kiken:危険)・Y(yochi:予知)・T(training:トレーニング)
この3つの頭文字を表したものです。
医療者が『危険』を事前に予知・予測する能力を高め、危険に対する感受性を高めるための訓練。さらに、危険な事柄の発生を未然に防ぐための対策を立て安全を先取りするという考え方です。
また、危険を回避するために効果のある行動のひとつとして指差し呼称を学び、業務に取り入れるようにしております。
医療事故を未然に防ぐための理論や、事例・対策について、医療安全管理委員会の委員が寸劇で職員研修を行いました。
事故は、スイスチーズの穴を抜けるようにして偶然が重なり発生するといわれています。それぞれの、チーズの穴を小さくすること、チーズの枚数を増やすことで、事故防止活動を行う必要があります。
ちょっとした、ミスや勘違いがおきると、思わぬ方向に波及し、雪玉のように大きく膨れ上がってしまう事があります。これが、スノーボールモデルです。私たちは、チームワークを高め、小さな雪玉のうちに処理できるよう日々の業務に取り組む努力をしております。
当院には同姓同名の患者さんがたくさんいらっしゃいます。患者さんご本人かを確かめるために、フルネームで確認するだけでは不十分な場合もあります。そのためフルネームに加え、生年月日での確認も行っております。
医療安全は、全員参加が大切です。そのためには患者さん自身が、どんな治療をされているのか、どんな薬を飲んでいるのかなど知っておいていただく必要があります。患者さんに、必要な情報を適切に伝えるのも、私たちの役割と考えております。
医療安全管理委員会の委員や、看護部医療安全推進委員会の委員が院内のラウンドを行っております。