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2024年4月15日 更新
地域住民へのリハビリテーション医療の提供を基本とし、病気による障害や事故による後遺症に対し、発症早期から在宅復帰を目指してリハビリテーションを実施します。
急性期の総合病院として、医師の指示のもと理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリハビリテーションスタッフ、病棟スタッフ、栄養士、ソーシャルワーカーなど多職種連携による入院早期のリハビリテーションを提供しています。必要に応じて外来リハビリテーションも実施します。
部署は理学療法課、作業療法課(身障作業療法・精神科作業療法)、言語聴覚療法課があります。
平成26年度より在宅医療充実を目的に「訪問看護ステーションひばり」に理学療法士・作業療法士を派遣し訪問リハビリテーションを始めました。
平成28年度より認知症への取り組みとして、認知症疾患医療センターと連携し入院早期からの認知症リハビリテーションを開始しました。
理学療法課では、寝返り、起き上がり、立ちあがり、歩行など日常生活に必要な基本動作を獲得し、患者さんの生活の質(QOL)の向上を目指します。
さらに、高齢者筋力向上トレーニング機器を導入し、筋力、体力の維持・改善にも努めています。
在宅生活に戻れるように入院早期から患者さんの日常生活に焦点を当て、活動の不自由さの改善や、寝たきり予防ができるように訓練、情報提供を行います。
生活リズムを作るために日常生活の工夫をし在宅・社会生活に必要な技術や方法を学びます。
コミュニケーションや飲み込みの障害がある方の音声機能、言語機能、飲み込む動作の向上・改善のため訓練や検査を行います。
特に、飲み込みに障害のある患者さんには、治療方針決定のため、各科医師と連携し嚥下内視鏡等(のどの奥に異常がないか、正常に動いているか)検査をすることもあります。
また、栄養サポートチームと連携し、栄養状態改善のため食形態や栄養補助食品の提案も行っています。