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産婦人科

2023年10月31日 更新

お知らせ

子宮頸がん、HPVワクチンについて

ヒトパピローマウイルス(HPV)は性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマ等、多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。ヒトパピローマウイルス(HPV)が引き起こす子宮頸がんは、子育て中やこれから子どもを授かろうとする20歳から30歳代の女性を襲い、毎年10,000人の女性がり患し、そのうちの約3,000人が命を落とします。

HPVワクチンはHPVの感染自体を防ぐ非常に優秀なワクチンであり、2022年からは最も効果の高い9価ワクチン(シルガード9)が接種可能となりました。

注射部位の痛みはありますが、発熱することも少なく、重篤な副反応は1万人に1人以下とも考えられています。

無料での定期接種が可能である小学校6年生から中学校3年生への女子への接種は小児科が、1997年(平成9年)から2006年(平成18年)生まれで、無料のキャッチアップ接種ができる16歳から26歳の女性への接種は産婦人科が行っており、接種前の相談や接種後のサポート体制も整えています。

一人でも子宮頸がんで苦しむ女性が減るよう、医療に携わる皆さまがワクチンの対象となる若い世代の女性にお声かけくださるよう、ご協力のほどよろしくお願いします。

接種をご希望の場合は、対象の年齢により小児科、産婦人科にご相談ください。

(参考)厚生労働省ホームページ
ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/index.html

特色

産婦人科は、女性の生涯におけるさまざまな問題に対応する診療科です。当科では、一般妊娠健診、婦人科良性疾患手術等を行っております。
産科におきましては、獨協医科大学病院と連携しており、妊娠中の母体合併症や胎児異常など、精密検査が必要と判断した場合は、獨協医科大学病院を紹介受診していただき、安心して分娩に臨める体制をとっております。また、不妊治療も行っておりますが、より専門的な体外受精などに関しましては、不妊治療専門の病院を紹介させていただきます。
婦人科におきましては、手術を必要とする悪性腫瘍の患者様の治療は高次医療機関へ紹介しておりますが、その他の良性疾患に関しましては、当院で治療を受けていただけます。

医師の診療以外にも、アドバンス助産師による専門外来(母乳外来等)を行っております。助産師専門外来は、当院で出産された方だけでなく、どなたでもご利用いただけます。

医師紹介

産婦人科部長

西川 正能
学会認定・専門医
日本産婦人科学会専門医
周産期専門医(母体・胎児)
母体保護法指定医

産婦人科医長

金森 安里子
学会認定・専門医
日本産婦人科学会専門医
母体保護法指定医
産業医
安藤 綾乃
学会認定・専門医
日本産婦人科学会専門医
母体保護法指定医

医員

海寳 望

外来担当医師

2023年11月より

一般外来

  • 婦人科の初診・再初診は紹介患者・予約のみ
  月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 第1・3・5
土曜日
受付時間 8:00 ~ 11:00
担当医師 廣瀬
安藤
西川
大津
海寳
深澤
海寳
安藤
安藤
西川
西川
海寳

専門外来

専門外来名称 曜日 受付時間 予約区分 備考
産後1ヶ月健診 2:00 ~ 2:30    
助産師母乳外来 火・ 水・ 金   予約制 詳細は助産師母乳外来のページでご確認ください。
産後2週間健診
(助産師)
  予約制  

関連項目

  • 病棟紹介(看護部>部署紹介>病棟>4階東病棟)